お茶屋ブログ

こんにちは。
牧ノ原のせーじです。

茶舗 牧ノ原のお茶は静岡県島田市内にある工場で作られます。
昨年は、コロナの影響で島田に来ることもできず「リモートお茶づくり」をしましたが、やはりすごく難しかったですし、やりとりに時間がかかってしまいました。

今年も昨年同様コロナ禍の中ではありますが、感染防止策を徹底した上で島田に入ることに決めました。

そんな訳で、約3週間の島田生活スタートです。

今年の「新茶」は例年より1週間~10日ほど早い芽伸びで、市場も早くに始まりました。

茶舗 牧ノ原では、毎年この時期にだけ味わえるお茶として「新茶1号~ゆうえん~」「新茶2号~しゅんよう~」「新茶3号~すいふう~」「新茶4号~ふうしゅ~」「新茶5号~さやか~」という5種類の限定商品を販売しています。
これは、ある意味「年間もの」のお茶を仕上げる際のベンチマークにもなります。

牧ノ原のお茶は「ブレンド」と「火入れ(焙煎)」がキモです。
例えば、「藤壷」を仕上げるのに、昨年は「A」「B」「C」「D」の農家さんの荒茶で仕上げたとします。
ですが、今年は「A」農家さんの荒茶の仕上がり(味わい)がイマイチだったので、「B」「C」「D」「E」の農家さんの荒茶で仕上げる。
実際はもっとたくさんの荒茶をブレンドしていますが、そこは企業秘密です。
毎年、そんなふうにして、安定的に「牧ノ原のお茶」を作るために必要な荒茶を厳選します。

同様に、新茶1号~ゆうえん~から新茶5号~さやか~も、その年その年の美味しい荒茶を選びながら仕上げます。

ですが、例年「発売日」に合わせて仕上げるため、特に「新茶1号~ゆうえん~」は、まだ荒茶も出揃っていないことが多く、「早場所」と言われる地域の荒茶や「早生品種」の荒茶を中心に、その時ある荒茶の中から厳選して仕上げて行きます。
そこが、今年に関しては「新茶1号~ゆうえん~」を仕上げる時点でも、例年より多くの荒茶が揃っていることもあって、選択肢が増えるというか、より仕上げたいイメージのお茶を拘って仕上げることが許された年だなと思います。
 
写真は牧ノ原のお茶づくりを一手に担ってくれている島田市内の仕上げ工場
最新設備はありませんが、昔ながらのやり方で職人たちとやりとりしながら仕上げています

「新茶1号~ゆうえん~」が仕上がりました。

明日、26日より茶舗 牧ノ原 各店と公式オンラインショップで販売開始いたします。
https://www.ryokucha-shop.jp/fs/makinohara/yuen

久しぶりに味に「強さ」がある年です。

「変わらない味」を目指して仕上げている「年間もの」とは違い、「新茶」については「旬」を味わうことがテーマなので、あまり作りこむことをしていません。

今年の新茶は今年にしか味わえません。
二度と同じ味を楽しむことができないのが、「新茶」です。
実はとてもとても「稀少」なお茶なんです。

ぜひ多くのお客様に「今年の新茶」を味わっていただきたいです。
それが、結果「茶匠」と言われる職人達や、茶農家さん達を守ることにも繋がります。
それは「日本茶」という日本の「伝統的食文化」を守ることにも繋がると思っています。
 


茶舗 牧ノ原 公式オンラインショップ「新茶特設ページ」はコチラから↓↓↓
https://www.ryokucha-shop.jp/fs/makinohara/c/gr30

今回のブログはこの辺で。

それではまた♪
ヽ(^。^)ノ

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