お茶屋ブログ

こんにちは。
牧ノ原Webチーム改め、ブログ担当「せーじ」です。
※チームってカッコつけるのやめました。。(笑)

さて、今回は「茶舗 牧ノ原のお茶は濃い」問題について書きたいと思います。
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日々、店舗にてお客様に「試飲」のお茶をお出しすると、様々な反応をいただけます。
「あら!おいしい!」とか、「結構濃いのね」とか、「コクがありますね」とか。

中でも、お子さんの反応はダイレクトですし「お世辞」なんて言いませんから、ちょっとびびります。(^_^;)
大人より「味覚」も敏感ですしね。。
ですが、ほとんどのお子さんから「おいしい!」の反応をいただけているので、おいしいはず!(笑)

牧ノ原のお茶は、そのほとんどが「深蒸し茶」と言われるお茶で、この「深蒸し」とは、茶葉を摘んで最初の工程「蒸す」作業が通常よりも長い時間(倍程度)じっくり蒸す「製法」のことなんですね。
※通常の「普通蒸し」と言われるお茶は1分程度の蒸し時間なのに対し、「深蒸し」は2分程度蒸します。

では、長い時間蒸すと何がいいのか?

簡単に言ってしまえば、「おいしくなります!」

ちょっと攻めすぎましたか。。(^_^;)

蒸し時間が長くなると、茶葉は柔らかくなります。
その柔らかくなった茶葉を、乾燥しながら揉んで行くと、普通蒸しの茶葉に比べて細かくなります。
普通蒸し茶の葉は見た目も細長く「針」みたくなりますが、「深蒸し茶」は粉っぽい部分が多くなりますね。

そうすると、「お茶」として仕上がった際、色も濃緑で濁り、味もコクがあって、深い味わいになるんですね~♪

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対して、「普通蒸し茶」がおいしくないってことではなく、色は山吹色で透明感があり、すっきりした味わいのお茶になります。
これも、お茶としての一つの「特徴」ですから、「嗜好品」である以上、「普通蒸し茶」が好きな方がいらっしゃるのは当然です。

しかし!
「色も濃く、味もしっかり濃く出る」ってことは、茶葉の量や出し方によって「あっさり目」に出すこともできるってことです!
ですが、最初からあっさりした味わいの茶葉では、濃く出したくても出ません。
深蒸し茶の「懐の深さ」ですね。(笑)

深蒸し茶は、よく「見た目は悪いが、味はいい」と形容されますが、その通りだと考えています。
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牧ノ原のお茶づくりも「お茶は見るものではなく飲むもの」という考え方が根底にあるので、必然的に「深蒸し茶」が中心になるんです。

ぜひ、濃い~!けどおいしい~!牧ノ原の深蒸し茶をお試しください!
「濃い」のにハマると、普通蒸しでは物足りなくなりますよ!きっと!
ヽ(^。^)ノ

おいしい「深蒸し茶」はこちら
https://www.ryokucha-shop.jp/fs/makinohara/c/gr12

次回は、そんな「深蒸し茶」の「牧ノ原流 おいしい淹れ方」について書きたいと思います。(^^)v